本稿ではCOおよびCO-PCの全体感を押さえていきたいと思います。
CO概要
COは「間接費管理(CO-OM)」「製品原価管理(CO-PC)」「収益性分析(CO-PA)」の3つのサブモジュールに分かれています。
各サブモジュール内でも更にいくつかの領域に分かれているのですが、CO-PCはその各領域間の関連性が特に強いため、次項にてその概要を押さえていただければと思います。(※CO-PAはサブモジュールより細かい単位には分かれていません。)

CO-PC概要
前項で見てきたCO-PCの各機能の概要を整理すると以下の通りです。
標準総合原価計算を基本とした考え方ではありますが、製品原価計画で標準原価を設定して⇒原価対象管理で実際に発生した原価を収集して⇒実際原価計算で原価差額を在庫や売上原価に按分していく、というのが大まかな流れになります。

最後に
本稿ではCOとCO-PCの全体像を見てきました。
次の記事では製品原価計画、つまりは標準原価の積上について見ていきたいと思います。

コメントを残す